2022.11.24
弊社ダイビング安全管理規定
~安全管理規~
Ⅰ目的
Ⅱ帳票類
Ⅲブリーフィング・デブリーフィング
Ⅳ水中での安全管理
Ⅴショップルール
Ⅶスタッフのスキル維持と向上
Ⅷナイトダイビング
【Ⅰ目 的】
- この規程は、チーフインストラクターが責任及び遵守すべき事項を定め、全スタッフが一 丸となってダイビング業務の安全を確保することを目的とする。
- 本規定は、当社のダイビング業務の安全を確保するための運営の方針等活動全般に適用する。
- チーフインストラクターは、ダイビング業務の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、安全方針及び安全重点施策を定め、ダイビング業務の安全の確保に主導的な 役割を果たす。
- 現場における安全に関する声(スタッフ・ゲスト・現地サービス)に真摯に耳を傾けるなど現場の状況を十分に踏まえつつ、スタッフ・ゲストに対し安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させる。
- 情報については、積極的に公表する。「ヒヤリハット事象」や「気がかり事象」に関する情報を幅広く収集し、分析 評価を行ったうえで、内容やリスクの大きさに応じて対策を講じ事故を未然に防止しようという取り組みを行い、社内において必要な情報を伝達、共有すること。
- 社員に対して必要な教育(CMAS=JEFF)研修(DAN JAPANなど)を行うこと。票類】ファンダイビング・講習目に読み合わせを行い、理解していることを確認する
- 安全なダイビングをするための確認書(危険告知含む)
- 健康調査・本日の体調確認書
- ダイビング申込書
- 講習申込書
- Cカード講習受講時用メディカルチェックリスト
- 帳票類記入時に、Cカードおよびログブックの確認を行う
【Ⅲブリーフィング・デブリーフィング】
- ファンダイビング・講習開始前に、安全第一とした潜水計画を作成しブリーフィングを行う
- 体調確認(特にシニアダイバーはより厳格に確認・必要あれば血圧なども・血圧計携行)
- 水中マップによる予定コース確認と潜水時間指示
- バディーシステムの徹底
(できないゲストは、その後のダイビングをキャンセル・安全のための指示に従わないゲスト、スキル不足も含む) - 器材チェック徹底
(本人。バディーの相互チェック・ストラップ・ホース類も入念に行う) - ENT・EXT・安全停止方法
*ボートダイビング・ビーチダイビング それぞれに適した方法を指示する
*基本的に、ガイドインストラクターが先導する
*原則的に水面集合し、全員の安全確認後潜降する
*潜降ロープのあるポイントは、原則的にロープ潜降とする
*ビーチエントリー・ボートダイビングに適した器材・フィンの脱着等のタイミング指示
*安全停止においても、全員の位置を確認しチーフインストラクターは最後に浮上する
*ボート乗船アシストは、現地スタッフ又は、ダイブマスターが行う
ガイドの特徴を伝える BCやフィンの色
弊社ガイドは必ずフラシュライトをBCに装着する
- 透視度・潮流を理解し、説明する
- コミュニケーションの取り方について(ハンドシグナル確認)
- 危険生物等説明
- ロス時の行動徹底(1分ルール後の浮上方法含む)
- タンクの残圧報告の徹底、ポイントごとににあった残圧になった場合は、ガイドが確認せずとも自己申告をするように指示する
- パニックを想定し、対処方法を説明する
*レギュレーターや、マスクのはずれ
*泥上げによる視界不良
*足つり
*体調変化
*庄平衡の異常
*その他 - デブリーフィング(ログブック記入時)においては、ファンダイビング・講習問わず、ヒヤリハット事案や危険につながる事案があった場合は参加者と情報共有し、原因の精査と危険回避方法を協議して安全意識を高める。
【Ⅳ水中での安全管理】
- 先頭をガイドインストラクターが先導し、最後尾にダイブマスター(それに準ずる資格保有者)が付く
- 5秒おきに後方のゲストの位置を確認する
- 写真撮影するゲストがいる場合は、必ずガイドが周囲の安全確認と、他のゲストの位置を常に確認する
- 潮流やゲストの体力を総合判断して、コースの短縮や移動を控える
- 潜水時間以前であり、残圧が充分であっても海況の悪化、ボートからのコール(リコールサイン)があった場合は直ちに潜水を中止して浮上する
- ダイビング終了時の確認事項
*ダイバーの人数
*参加者の障害の有無
【Ⅴショップルール】弊社ルール
- 必要保険の加入 インストラクター保険・ショップ保険
- ガイド時は最大4名とする(DM以上のアシスタント同行時は6名まで可)
- 講習時の、講習生は最大5名とする、ただし必ずDM以上のアシスタントを配置する
- 現地サービスが、ダイビング可能の判断をしても、透視度。・潮流・ゲストスキルなどを総合判断して、弊社基準で判断しダイビングを中止する
- 1本目のダイビングで、バディーシステム(バディーと手が届く距離)や安全行動のとれないダイバーは2本目をキャンセルする。
- ダイビングコンピューター・ライト・シグナルフロート必携とする(レンタルあり)
- スタッフ・ゲストともにフラシュライトを装着(レンタルあり)する
*ナイトダイビング時はライトを予備含め2台必携 - 緊急時の対処方法共有(救助・CPR)
- 基本スキルのできないゲスト(6か月以上のブランク含む)はブランクダイバーコースに、変更する
*基本スキルとは
セッティング・レギュレーターリカバリー&クリアー・マスククリアー&リカバリー
トリム調整移動・残圧確認・正しい潜降と浮上
- 体験ダイビング インストラクター(それに準ずる有資格者)1対ゲスト1とする
それ以上人数の場合、複数回で行う - ポイントごとの、AED、酸素供給キットの所在を確認・把握する
- ブランクダイバー(6か月以上)は通常のファンダイビング参加は断り、リフレッシュコースの参加を促すことを、ホームページ及び、安全なダイビングをするための確認書に明示する
【Ⅵスタッフのスキル維持と向上】
- 本部講習(レスキュー)の定期受講
- 消防主催の救命講習受講
- 最新情報の常時収集
- 健康維持
- 安全に対する意識の持続(各団体のセミナーへの積極的参加)
【Ⅶナイトダイビング】
- テンダーライト設備のあるビーチのみで行う
- ナイトダイビング催行当日、昼に、同ルートを予行ダイビングする
- 予備ライト含め、一人2台のライトを用意する
- ライト使用方法・ハンドシグナル確認
- フラシュライト又はケミカルライトを全員装着する
- 危険生物説明